脳卒中による片麻痺の回復はいつまで続くのか
時々、「脳卒中になってから数ヶ月経っているのですが、片麻痺はいつまで回復が見込めますか」という質問を受けます。
一般的には、脳卒中になられてから6ヶ月が過ぎると、麻痺の改善は難しくなると言われています。
では、発症から6ヶ月が経過すればもうリハビリをしても効果がないのでしょうか。
諸説ありますので、これが正解だとは言い切れないのですが、個人的には「発症から6ヶ月が過ぎてもリハビリによる改善は見込める」と思っています。
いつまでも良くなり続けて、元通りまで良くなる、とまでは言いません。
残念ながら、どこかの時点で「それ以上の回復は難しい状態」が訪れるとは思います。
ただし、それが「6ヶ月」かどうかというと、違うと思います。
人によっては一年が経過しても、リハビリを受けることで新しくできることが増える場合があります。
脳は一度ダメージを受けると戻らない。だけどそれは麻痺が回復しないという意味じゃない
一度、損傷を受けた脳細胞は、残念ながら元には戻りません。
「じゃあ、リハビリを受けても意味がないじゃない」
そんな声が聞こえてきそうですが、そうではありません。
リハビリを受けることで脳の中に新しい神経回路が作られるのです。
そうすると、もともとの神経回路が使えなくなっても、新しい神経回路を使って、再び手足の動きを引き出すことができるようになります。
例えるなら、電車が止まってしまった時に臨時でバスが出たり、遠回りだけれど乗り継いで迂回するなどして、いつもの道順ではないけれども最終的には目的地へ到達するようなイメージでしょうか。
脳にはそんな迂回路を作る機能があります。
だから、元の経路を使って「手足」に命令が出せなくても、新しい神経回路を使って命令を手足に届けることができるのです。
これを「脳の可塑性(かそせい)」と言います。
脳の可塑性を起こすために必要なこと
それは適切な運動学習を繰り返すこと。何度も経験することで、脳の可塑性は起こります。
それを行うのがリハビリです。
自分で我流に頑張っても、それが「適切な運動学習」でなければ、間違った動きを覚えることになります。
そのためにも、できればリハビリセラピストのもとで、機能回復訓練を受けられることをお勧めします。
リハビリのセラピストは正しい動きはもちろん、間違った動きもすぐ見つけられますので、効率的に運動学習を行うことができます。
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